2018年04月24日
おしらせ
今年も「越前寒晒しそば」の挑戦をしました。
寒晒し処理とは、秋に収穫した新そばを、玄そばの状態で厳寒の冷たい清流に10日から14日ほど漬け、それを引き上げ戸外の天日と寒風に晒しながら約1ヶ月かけて乾燥する一連の作業です。こうして作ったソバは、アクが抜け舌触りも良く、甘味のある淡白な味わいの蕎麦になるとされています。
寒晒しそばは、古くは江戸時代に、信濃国の高遠藩・高島藩から将軍家へ献上されていたとの記述があり、現在でも山形、福島、長野などで復活され、村おこし事業の一環として取り組んでいる地域もあります。
原料は越前大野産の玄ソバ。水につける場所は、工場からほど近い「一乗滝」付近。
今年は豪雪のため、予定された日に川から引き揚げることができず約1ヶ月川に浸すことになりました。例年より2週間ほど遅く始まった乾燥は、天候に恵まれ半分の期間で仕上がりましたが、寒風に晒している期間は短くなりました。
寒ざらし玄ソバの抜実のみを軽く割った後、低速回転の石うすにかけ、甘皮も丹念に挽き上げ約60メッシュの篩にかけたきめの細かいそば粉に仕上げました。
おいしいそば粉に仕上がってはいますが、例年に比べると寒ざらしらしさは薄い感じはします。
ご注文はこちら!
寒晒し処理とは、秋に収穫した新そばを、玄そばの状態で厳寒の冷たい清流に10日から14日ほど漬け、それを引き上げ戸外の天日と寒風に晒しながら約1ヶ月かけて乾燥する一連の作業です。こうして作ったソバは、アクが抜け舌触りも良く、甘味のある淡白な味わいの蕎麦になるとされています。
寒晒しそばは、古くは江戸時代に、信濃国の高遠藩・高島藩から将軍家へ献上されていたとの記述があり、現在でも山形、福島、長野などで復活され、村おこし事業の一環として取り組んでいる地域もあります。
原料は越前大野産の玄ソバ。水につける場所は、工場からほど近い「一乗滝」付近。
今年は豪雪のため、予定された日に川から引き揚げることができず約1ヶ月川に浸すことになりました。例年より2週間ほど遅く始まった乾燥は、天候に恵まれ半分の期間で仕上がりましたが、寒風に晒している期間は短くなりました。
寒ざらし玄ソバの抜実のみを軽く割った後、低速回転の石うすにかけ、甘皮も丹念に挽き上げ約60メッシュの篩にかけたきめの細かいそば粉に仕上げました。
おいしいそば粉に仕上がってはいますが、例年に比べると寒ざらしらしさは薄い感じはします。
玄ソバが紫外線を受けているせいか、そばを打ってから2日するとゆでた時に赤く変色します。また、切れやすく仕上がってます。そばは打ったその日の内に食していただきますようにお願いいたします。
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